二見神社
ふたみじんじゃ

旧社格 村社・式内社
所在地
奈良県五條市二見2-6-46

御祭神 主祭神 水波能売命 (みずはめのみこと)
末社祭神 加藤清正 (かとうきよまさ) 加藤神社
春日四柱神 (かすがしはしらのかみ) 春日神社
保食神 (うけもちのかみ) 稲荷神社
不詳  秋葉神社
由 緒
吉野川右岸の彎曲台地に鎮座。「延喜式」神名帳宇智郡の「二見神社」に比定。「大和志」に「称雨師」とみえ、現在でも雨師さんとよんでいる。祭神は伴信友「神名帳考証」、『神社覈録」などが『新撰姓氏禄』大和国紳別にみえる二見首の租富須洗利命を祀るとするが、明治25年(1892)の『神社明細帳』には水波能売命とある。旧村社。当社北方にある大日寺の旧蔵文書のうち応永5年(1398)12月18日の田地寄進状に、大日寺造営のための寄進料田を流用すれば「御霊雨師等之御罰可豪者也」とあり、この『雨師』は当社のことと考えられる。慶長六年(1601)から寛永十七年(1640)にかけての宮座の頭人帳(下村家文書)に「雨主大明神」とあり、大永六年(1526)10月の雨乞集(道家蔵)に「雨主神主」がみえる。鎮座地は吉野川と丹生川の合流点に近く、水神と考えるのも自然である。
     -寺院神社大辞典(大和・紀伊)より-


神社参道

石垣に囲まれた境内に上る階段


入口手水舎付近からの社殿

入口からの境内社殿

稲荷社の前からの拝殿

手水舎と史跡                                      雨師神社の社標


本殿


本殿


稲荷神社

境内の奥に鎮座

二見神社御旅所

新町通りに面した場所にありました
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