伊弉册神社
いざなみじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県生駒郡斑鳩町五百井1丁目1-19 (字大塚21)

御祭神 伊弉册命 (いざなみのみこと)
由 緒
集落五百井の西北端に鎮座する旧村社で、伊弉册命を祀る。白山権現とも称し、白山神社ともいう。地名の大塚は、社地北方の大古墳があることからの命名と考えられる。本殿は春日造りの一間社で柿葺。朱塗りに極彩色を施している。規模は比較的に小さいが、まとまりよく斗栱・木鼻・蟇股・縣魚
など見るべきものが多い。室町時代末の風格を備えたものとして注目されている(奈良県文化財)。昭和二十九年九月十七日国の重要文化財に指定された。
もとは西隣にある副安寺(今廃寺、もと五百井山副安寺釈尊院と号した法相宗)の鎮守社であった。五百井の葛本氏所蔵の副安寺伽藍図にかっての整った伽藍の模様をしのばせる。

     -奈良県史(神社)より-

神社入り口
神社入り口

斑鳩小学校・幼稚園の南側に鎮座
境内
神社境内
拝殿
拝殿
左側狛犬狛犬(左)
拝殿前の狛犬
拝殿からの本殿
拝殿からの本殿

覆い屋に隠れてあまり見えない
拝殿の絵馬
拝殿内の絵馬
本殿立札

重要文化財の立札と本殿

室町時代末の風格を備えた建築物
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