吉田寺
きちでんじ

清水山 吉田寺
浄土宗
ぽっくり往生の寺
所在地
奈良県生駒郡斑鳩町小吉田一丁目

御本尊 木造阿弥陀如来坐像(平安後期) 国指定重要文化財
由 緒
小吉田集落の北に位置。 山号は清水山、浄土宗。 俗に「ぽっくり往生の寺」「ぽっくり寺」ともよばれ、腰巻祈祷の寺として知られる。本尊の木造阿弥陀如来坐像(平安後期)は国指定重要文化財。 ほかに恵心(源信)・阿弥陀如来・薬師如来像などがある。開基は恵心で、「恵心院源信僧都行実」に「相伝僧部、 賞渦吉田寺、 其地本八幡宮之旧跡也、 偶得栗樹、 大数十囲、 奇文燦非庸材因伐之刻弥陀丈六像、 建堂塔安之、 至今感応影嚮」とみえる。境内には本堂をはじめ多宝塔(国指定重要文化財)・鐘楼・収蔵庫などが存する。本堂の西には「延喜式」諸陵寮に竜田清水墓とみえ、間人内親王(天智天皇の妹)の陵と伝えられる古墳があり、その南に鎮守の八幡神社が鎮座する(大和志)。寺伝によれば天智天皇の勅願による間人皇女の陵寺で、永延元年(987)恵心が開いた寺は紫雲山顕光寺という寺であったといい、当寺の本尊はその寺の本尊と伝える。いま吉田寺のある小字清水垣内の西に接し、小字見光寺が残っている。二寺の関係は不明であるが、同地に伝承し、同じ伝説を持つところからすれば、この地に顕光寺なる寺があって、所在地の地名から吉田寺と称した可能性も認められる。
     -寺院神社大辞典(大和・紀伊)より-



神社入口

縁起掲示板

多宝塔
(重要文化財)

鐘楼

多宝塔の組木
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