猪上神社
いかみじんじゃ

旧社格 無格社・式内社
所在地
奈良県生駒郡平群町信貴畑字信貴山2260

御祭神 天足彦命 (あめたりひこのみこと)
国押人命 (くにおしひとのみこと)
由  緒
信貴山寺山門脇参道のすぐ右側に鎮座する小祠で、式内社に当てられている。信貴山寺の鎮守として、天足彦命と国押人命を祀る。明治の神仏分離の際まで、朝護孫子境内の現本堂石段下にある水屋と霊宝殿の間にある経蔵の地にあったが、明治三年一日惣門外字ケンガイ山へ遷座、その後さらに現在地に遷ったという。弘安二年(1279)の「阿娑縛抄諸寺略記」に、延喜年間(901-923)信貴山中興の命蓮が堂舎増築を祈願した時、霊猪出現一夜のうちにしゅんこうしたのでこの霊猪を祀ったとあり、承平七年(937)の「信貴山資材宝物帳」には、鎮守山王の威光によって諸神を勧請したといっている。
猪上については諸説あり、『姓氏録』に「猪甘部首祖天足彦、国押人命之後也」とあり、「東大寺雑集録」にでる信貴山旧記に「鎮守猪上大明神ノ事」とあり、『大和志料』に猪上は井上の借字で内科といっている。また吉野郡竜門山口の意賀美神社は、山頂の水神に雨を祈ったオガミ神社と呼んだ例から、当社も旧社地から神体山である雄岳山頂の水神を拝んだ神社でなかったかとの説もある。
     -奈良県史(神社)より-


信貴山寺の参道から

信貴山寺の鎮守にしてはあまりにも寂しい社殿です。

狛犬
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