石床神社旧社地
いわとこじんじゃきゅうしゃち

旧社格 (指定村社・式内大社)
所在地
奈良県生駒郡平群町越木塚783

御祭神 剣刃石床別命 (けんじんいわとこわけのみこと)
由 緒
越木塚集落の南東部、伊文字川流域を見下ろす位置にあり、本殿や拝殿は当初からなく、鳥居と社務所があっただけで、崖面に露頭した高さ約6m、幅10数mの巨大な「陰石」を御身体としている。『延喜式』に記載のある式内社で、祭神は剣刃石床別命(けんじんいわとこわけのみこと)。貞観元年(859)には従五位上を授けられている。
地域での磐座(陰石)信仰が窺え、古い信仰形態を伝える貴重な神社である。
大正13年(1924)に集落内の素盞鳴神社「現:石床神社」に合祀されている。
この付近には花崗岩の巨石が多数露頭し、烏土塚古墳や西宮古墳に運ばれており、古墳時代~飛鳥時代の石材産地でもある
     -案内板より-


全景

石垣があるだけで何があるのかわからない常態です。周辺には、畑が広がっています。


御身体の「陰石」

鳥居はなくなっていました

「陰石」の一部
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