葛城一言主神社
かつらぎひとことぬしじんじゃ

旧社格 県社・式内名神大社
所在地
奈良県御所市森脇432

御祭神 主祭神 事代主大神 (ことしろぬしのおおかみ)
幼武尊(雄略天皇) (わかたけのみこと)
末社祭神 大国主命 (おおくにぬしのみこと) 出雲神社
誉田別命 (ほんだわけのみこと) 八幡神社
菅原道真 (すがわらみちざね) 天満神社
保食神 (うけもちのかみ) 稲荷神社
由 緒
本社は雄略天皇が葛城山で狩をされた時(雄略天皇四年春)「吾は雖悪事(マガゴト)、而一言(モヒトコト)、雖善事(ヨゴト)、而一言、事離之神、葛城之一言主大神なり」と、この郷(神隆)に顕現(ビゲン)された神様を御奉斉しています。延喜五年制定の「延喜式」では名神大社に列し、祈年・月次・新嘗・相嘗・祈雨(アマゴイ)のお祭りには官幣に預かり、文徳天皇(嘉祥三年)をはじめ歴代天皇、特に後光厳天皇から神格「正一位」が贈られる(延文五年)等宮人や歌人・各階にわたる崇敬の念厚く伝教大師(最澄)も入唐に際し祈願された(延歴ニ三年)霊験高き最古の神社であります。
近世では「いちごんさん」と呼ばれ一言の願いであれば何事も聴き下さる神様として、崇め親しまれ広く信仰されており、また全国各地の一言主大神を御祭神とする神社の総本社であります。
ー境内の案内板よりー


境内の大銀杏

参道

「いちごんさん」と呼ばれ一言の願いであれば何事でもかなえてくれるという信仰がある。つまり神託の神である。 日本書紀(原本現代訳・山田宗睦 訳)に、一言主神について書かれている。雄略天皇が葛城山に狩に行った時に、長身の人が現れた。やってきて丹谷を望んだ。顔や姿が相似ていた。天皇は、これは神だと知ったが、なお故意に問うて、「どこの君か」といった。長身の人が答えて、「人となって現れた神だ。まず王のいなみを名のりなさい。その後に我が名を言おう」といった。天皇が答えて、「朕は幼武尊である」 といった。つぎに長身の人が名のって「僕は一言主神だ」 といった。あげくにともに狩を楽しみ、1つの鹿を追いかけて、矢を放つのをゆずりあい、轡を並べて賭けにかけた。言葉は恭しく慎み、聖に逢ったようだった。こうして日が暮れて猟も終わった。神は天皇を送って、来目川にきた。このとき、百姓はみな、「有徳の天皇だ」といった。

拝殿

古代には、葛城山の頂上にあった社を現在の所に移したそうだ。

拝殿(正面)

境内の木々

社務所

拝殿の横にあります

社務所から境内を見る

イチョウ 「乳イチョウ」とも呼ばれている保護樹木
inserted by FC2 system