親殿神社
おやどのじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県北葛城郡王寺町本町2丁目39

御祭神 主祭神 経津主神 (ふつぬしのかみ)
武雷神 (たけいかずちのかみ)
天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
比売神 (ひめがみ)
末社祭神 不詳 高倉神社
由 緒
経津主神・武雷神・天児屋根命・比売神を祀る旧村社である。「北葛城郡史」に、片岡氏系譜によると「片桐道春、春日明神天児屋根命・天押雲根命・天多薾伎命・高佐津臣命・大御食津命、以上五代神奉鎮座名神殿トシテ奉崇敬ト、又伝ヘ云フ 文明年間(1469-87)片岡氏其先藤原氏ナルヲ以テ祖紳ヲ祭リタルモノナリト。・・・・乃チ住吉、片岡氏ノ氏神タリシコト知ルベシ」とある。境内に高倉神社(不詳)がある。
     -奈良県史(神社)より-

親殿神社は室町時代文明二年(西暦1470年)、片岡弥五郎道春によって奉鎮され、片岡武士集団の守り神として厚い信仰を集めていた。
武士達が神殿で戦勝祈願や社を中心に団結をはかり、共同防衛軍議をするのが常であった。それゆえ拝殿には、天保十年(西暦1829年)八月二十五日の武者絵、嘉永二年(西暦1849年)の平 敦盛と熊谷直実の図、安政二年(西暦1855年)八月二十五日の武者絵、慶応元年(西暦1865年)の敦盛、直実の図など戦勝にかかる絵馬が多く奉納されている。
近年は五穀豊穣の神として暑い信仰を集めている。例祭には必ず氏子より、その季節田畑で収穫した一番ものを神饌として奉納され、その伝統が江戸時代より守られている。
     -神社の案内板より-

神社入口
参道の階段

国道168号線の西側、王寺から香芝にかけての丘陵地に鎮座。
参道
参道
境内
境内

正面は拝殿
小学生が遠足に来ていて、先生からいろいろと神社について聞いているようです。
狛犬(左) 狛犬(右)
狛犬

戒壇を上がった所の狛犬で、飲み物をもらっています。
拝殿内
拝殿内

本殿まで渡り廊下が、本殿まで続いている。
本殿
本殿

春日造の本殿
境内社
境内末社
高倉神社
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