菅原神社
すがわらじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県北葛城郡広陵町三吉634

御祭神 菅原道真 (すがわらみちざね)
由 緒
祭神は菅原道真。菅原道真は、記紀神話に登場する神々とは異なり、実在した人物である。よく知られているように、藤原氏との政争に敗れて筑紫国大宰府に流され、恨みを抱いて亡くなったため、その霊魂が崇りをなすと恐れられ、天満天神として祀られるようになった御霊神の一つである。享保九年(1724)の「和州御領郷鑑」の赤部村の項には天神社と大物忌大明神社の二社が記載されるが、前者が現菅原神社である。
明治七年(1874)の「郷村社取調帳」には祭神不詳とされるが、境内地300坪、氏子数114戸を持つ天神社が記載される。大正四年(1915)の「神社調査書」には「元現境内ノ東方約一丁ノ所ニアリシヲ改今ノ地ニ遷祀セル由伝フ」とあって、境内地の移転伝承を伝えている。
 明治二十五年(1892)の「神社明細帳」には祭神菅原道真、桁行一間・梁行五尺の社殿、桁行三間・梁行一間三尺があり、拝殿に掛けられた『天満宮』の扁額は宝教寺門跡理昌尼王の真筆と記されている。宝教寺は現京都市上京区百々町にあり、臨済宗寺院で人形寺とも称される門跡寺院。理昌尼王は後水尾天皇の第五皇女で寛永八年(1631)生まれ。八重宮と称し、同二十一年(1644)宝教寺に入寺している。
     -広陵町史より―

神社入り口
神社入り口
参道階段
入口階段より
鳥居の扁額
鳥居の扁額
手水や
手水屋

境内左側
拝殿横の山車庫
山車庫

拝殿
拝殿
拝殿前の狛犬拝殿前の狛犬
拝殿前の狛犬
拝殿内
拝殿内部

正面に扁額『天満宮』があります
社殿
社殿
社殿前の牛仕
社殿前の神使の牛
社殿正面
正面からの社殿
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