八島神社(笠)
やしまじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県北葛城郡広陵町笠53

御祭神 大国主命 (おおくにぬしのみこと)
由 緒 
祭神は、大国主命・素戔嗚尊の子神とされ「古事記」にしか現れない紳名だが大巳貴命・大物主の命とも記される。記紀神話の中心神の一である。しかし、明治7年(1874)の「郷村社取調帳」には祭神が事代主命となっており、食い違いを見せる。大正4年(1915)の「神社取調帳」には「御祭神ハ大国主命ナレトモ事代主命トモ記録ニ見ユ」とあり、事代主命は大国主命の子神であるところから何らかの混同が起こったのだろう。貞享3年(1686)の「笠村鑑」には
1.八嶋明神有リ、比所ニ小物成リとあり、享保9年(1724)の「和州御領御鑑」にも「小物成高之内―八嶋明神 社地八畝六歩 百姓4人支配」とある。いずれも八嶋明神と呼ばれていたことがわかる「神社明細帳」によれば鳥居左前に池があり社殿は春日造り檜皮葺、桁行一間・梁行4尺。境内坪数172坪拝殿は桁行3間・梁行一間三尺。 二間*二尺の門と瑞垣があり、安政四年(1857)11月に伊勢講中から奉納された大神宮灯籠がある。なお、八島神社の社名については、「神社調査書」に 「古ハ今ノ八嶋神社御鎮座ノ近辺に八ツノ塚アリテ、水田ノ頃ニハ恰モ八ツノ島アルガ如ク見エタリト云ウ。而シテ此塚ヲ開墾セシ所何カノ事変アリタル為紳所ニ其塚ノ霊ヲ鎮祭シ神社名モ是ニ依リ 八島神社 ト称スルト云ウ」とある。
     ―広陵町史より―


神社全景

笠集落の北に位置し、横は、道路が整備されている。

神社入り口から境内
拝殿内の社殿
社殿

拝殿内の様子
立派な中門の奥に春日造りの本殿があります。

道路からの本殿

境内の巨木
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