法華寺
ほっけじ

総国分尼寺 法華減罪之寺
光明宗
所在地
奈良県奈良市法華寺町

御本尊 十一面観音立像(国宝・平安時代初期)
由 緒
法華寺は、聖武天皇御願の日本総国分寺である東大寺に対して、光明皇后御願に成る日本総国分尼寺として創められた法華減罪之寺であります。寺地は平城京の東北に位置し、藤原不比等公の邸宅だったのを、皇后が先帝ならびに考妣のおんために改めて伽藍となし給うたもので、以来星霜千二百余年、おん悲しみ深かった皇后の御精神を伝え、道心堅固に護られてきた女人道場「法華寺御所」であります。従って草創以来朝野の尊崇を集め、天平勝宝元年には詔して墾田一千町歩を施入せられ、大同年中には駿河、美濃、上野、武蔵、越後、伯耆、出雲その他に寺封五百五十戸を持つなど、天平の大伽藍にふさわしく堂宇もまた金堂、講堂、東西両塔、阿弥陀浄土院と荘厳のかぎりをつくしていたのであります。
しかしながら時勢とともに寺運ようやく衰え、中世の記録はさだかでありませんが、叡尊興正菩薩の再興、さらには豊臣秀頼公の外護、徳川氏の寺領二百二十石寄進などあったとは申せ、ついにほとんど旧来の寺観を失うて今日に及びました。
     -拝観のしおりより-


法華寺南門(重要文化財)

本堂

鐘楼

光月亭(県文化財指定)

奈良県月ヶ瀬村の民家を昭和46年とうちに移築したもの。構造・手法から18世紀の建築と推定される。居室の天井は根太天井であるが、土間部では丸竹天井となる等東山地方の民家の発展形態を示す貴重な遺構である。

東庭園にて

東庭園にて蓮

東庭園にて

拝観入口
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