穴栗神社 あなぐりじんじゃ | |||
旧社格 指定村社・式内社 | |||
所在地 | 奈良県奈良市横井町1丁目677 | ||
御祭神 | 主祭神 | 太玉命 (ふとたまのみこと) | 伊栗社 |
高皇産霊神 (たかみむすびのかみ) | 穴栗社 | ||
青和幣 (あおにぎて) | 青榊社 | ||
白和幣 (しらにぎて) | 辛榊社 | ||
末社祭神 | 市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと) | 厳島神社 | |
神武天皇 (じんむてんのう) | 御霊神社 | ||
保食神 (うけもちのかみ) | 稲荷神社 | ||
由 緒 | JR奈良駅天理行き奈良交通バスで横井町下車約三百メートル。古市集落西方に鎮座する。『日本書紀」景行天皇五十五年の条の「春日穴咋邑」にあてられる地が鎮座地で、穴栗神社ともいう。『延喜式』神名帳に登載された神社にあてられている。 本殿は春日造四社連棟で、右から主神の天太玉命を祀る伊栗社・高皇産霊神を祀る穴栗社、青幣を祀る青榊社、白幣を祀る辛榊社である。古くは横井村の北西に鎮座していたが、寛文年中(1661-73)古市村の領主藤堂和泉守によって現社地に遷座されたので、現在も社地は古市町ながら横井町の氏神になっている。例祭は十月十日。境内社は厳島神社(市杵島姫命)・稲荷神社(保食神)・御霊神社(神武天皇)である。 -奈良県史(神社)より- |
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春日大社境内の立札 境内に四社が鎮座しています。 穴栗・井栗神社の祭神が本社と違っています。この近辺の神社は、春日大社との関係が深いようです。 | |||
神社遠景 東方からの風景、すぐ横に土木関係の会社があり、風情は損なわれますが、周辺は田圃で、すぐ西側に国道169号線が走り横井町の集落があります。 |
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神社入り口 関係者以外の車両が進入するのであろう入口に鎖で防御、残念です。 |
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境内入口の神門 手前右側に万葉歌碑がありました。 | |||
社殿 厚い八月に訪れたのですが、境内は木陰になっていて過ごしやすい所です。 | |||
本殿 | |||
本殿の壁画 | |||
本殿 | |||
扁額 | |||
参道横の万葉歌碑 妹が家に 伊久里の杜の 藤の花 今来む春も 常かくし見む-高安 王―(巻17-392) | |||
境内社 | |||
境内社 |