南都鏡神社
なんとかがみじんじゃ

旧社格 指定村社
所在地
奈良市高畑町(新薬師寺の前)

御祭神 主祭神 藤原広嗣 (ふじわらひろつぐ)
天照皇大神 (あまてらすすめらおおみかみ)
地主神 (じぬしのかみ)
摂社祭神 十市皇女 (とうちのひめみこ) 比賣神社
由 緒 
鏡神社本殿(奈良市指定文化財)
一間社春日造、檜皮葺(いっけんしゃかすがづくり・ひわだぶき)
享保十三年(1728)
春日大社本社本殿の第三殿として建立(第四十六次式年造替)(しきねんぞうたい)
延享三年(1746)
春日大社の造替により第三殿を鏡神社に移築(第四十七次式年造替)
昭和五十七年三月一日指定鏡神社は大同元年(806)に新薬師寺の鎮守として勧請されたと伝える。記録には春日大社第四十七次式年造替の延享三年に、本社本殿の第三殿を鏡神社へ譲渡したとあり、さらに昭和三十四年の本殿修理中には、屋根裏から「三ノ御殿」の墨書銘(ぼくしょめい)が二ヶ所で発見されている。
鏡神社は、春日大社本社本殿の旧本殿であり、当初の部材がよく残るとともに、移築の経緯も記録に残っていて貴重である。
奈良市教育委員会


新薬師寺の門前に鎮座

拝殿

拝殿と本殿

境内社

鏡神社摂社
比賣神社

鏡神社摂社比賣神社
(旧比賣塚)(ひめかみしゃ)

御祭神 十市皇女 (とうちひめみこ)
→(額田王 (ぬかたのおおきみ) の娘
脇座 市杵島比賣御鎮座
昭和五十六年五月九日例祭 五月十日
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