宅春日神社
やけかすがじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県奈良市白毫寺町116

御祭神 主祭神 天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
比売神 (ひめがみ)
末社祭神 大山祇命 (おおやまつみのみこと) 山の神
祓戸大神 (はらえどのおおかみ) 祓戸社
由 緒
百毫寺集落の西方に鎮座。旧村社。祭神は天児屋根命・比売神。社伝によると、春日社祭神天児屋根命は神護景雲二年(768)に河内国枚岡(現大阪府東大阪市)から大和国添上郡高円山の麓に移り、同年十一月九日に現春日社地にとどまったとされる。昔この地を大宅(オオヤケ)郷と称していたので宅春日と名付けたという。「和州旧跡幽考」所引の「春夜紳記」には雷火のため社殿が焼けたので、焼春日というとある。「延喜式」神名帳の添上郡「春日神社」に比定する説もある(大和志料)。境内には「杉大明神」「松大明神」と刻まれた灯籠があり、「南都名所集」に「此やしろのまへなる田を杉町といふ、大明神杉の葉を植えまき給えへば、すなはち米となれり。さるゆへに当時も御田植に、此所の杉の跡より生たる松の葉を取て植える作法あり。杉の木なき故に松を用い侍るとなり。此杉町の稲籾を明年出来るまでをくなり。榊枯変ずる時、臨時の御神楽に此米を用いるとかや。やしろは此百毫寺のほとりなり」と記される。
     -寺院神社大辞典(大和・紀伊)より-

神社全景
神社全景
由緒書
境内の由緒書き
鳥居と拝殿
鳥居と割拝殿
鳥居前の狛犬
鳥居前の狛犬

近代的で愛嬌のある狛犬です
拝殿前の灯籠
本殿前の(拝み所)横の石灯籠
拝殿から本殿
拝殿からの本殿
狛犬 狛犬
狛 犬
本殿
本殿
山の神
山の神社
(本殿横に鎮座)
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