他田坐天照御魂神社
おさだにますあまてるみたまじんじゃ

旧社格 村社・式内大社
所在地
奈良県桜井市太田205

御祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ)
由 緒
JR桜井線巻向駅の西側300メートルの地に鎮座する。明治二十四年(1891)の『神社明細帳』に敏達天皇十一年の創立で祭神を天照御魂命とある。天平二年(730)の「大倭国正税帳」の「他田神戸・穀壱斗捌升耗□□定壱斛陸升替依壱拾壱東陸把、頴稲五拾束弐把 用肆束 祭料 残捌拾陸束弐把」とある。大同元年(806)に「他田神戸二戸(大和一戸・伊勢一戸)」と定められていて、貞観元年(859)には神階従五位上を授けられた(『三代実録』)。延喜の制では大社に列せられ、月次・相嘗新嘗には案上官幣に預かった。なお式内の当社については外に戒重字城の内の春日神社に充てる説もある。例祭は十月十日。
     -奈良県史(神社)より-


神社の杜

南側広場から

境内

境内の石の社標

拝殿

2009/11/15 第166次現地説明会

3世紀初期から中頃の大型建物跡が発掘された。4棟の建物が東西に一直線上に並ぶ古代の建物としては、最初の計画的建築との事である。
この建築物は、卑弥呼の神殿の可能性が強い。重大な発掘である。
またこの建物跡の直線上に天照御魂神社が、鎮座している。しかも数十m.の距離の位置である。現在の社殿は春日神社としての建造であったためか北向きで春日大社を向いているように思うが、本来の天照御魂神社としての建造であるならばこの発掘された社殿に向っての東向きで、神明造であってほしい。
御祭神は天照御魂神、奈良県史・寺院神社大辞典では天照大神となっている。
度会延経「神名帳考証」では天照御魂神は志貴連の祖天照国照彦火明櫛玉饒速日命のこととみえる。


大型建物跡の現地説明

巻向駅の西側で、この遺跡は巻向駅のホームからが、最高の見物位置とのことでした。

写真中央が建物の中心で、此処から4棟中軸が同じ建物が西に続いている。その延長上に天照御魂神社がみえます(正面奥の杜)。神社の本殿がこの中軸線上になっているように見える

東側は三輪山の北穴師で、大兵主神社が鎮座しています。

三輪山(東南方向)を見る

南方向を見ると箸墓古墳がみえます。

神社拝殿前から発掘現場を見る(北方向)
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