市杵嶋神社
いちきしまじんじゃ

旧社格 村社
所在地
奈良県大和高田市松塚868

御祭神 主祭神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
末社祭神 受持神(うけもちのかみ) 稲荷神社
素戔嗚命(すさのうのみこと) 八坂神社
由 緒
松塚集落のほぼ南方に鎮座、市杵島姫命を祀る旧村社で創祀不明。かっては拝殿の下方から紳域をめぐって幅約2.7メートルの堀があったが、今埋められている。御神体は像高30センチメートルの木像弁財天坐像である。例祭は九月七日。宮座には十四日座(本座)と十六日座があり、前者は十月十四日、後者は旧暦八月十六日に座講を営む。両講とも当日まず郷社磐余神社に参詣後、当神社の祭典を行い、当屋の家で直会の膳につく。なお松塚北垣内1043の2に鎮座の大汝貴命を祀る琴平神社の夏祭は七月十日であるが、当日厳島神社の御湯釜の熱湯に米一握りを入れ、笹の葉でかきまぜたサンマイ湯(湯糖ともいう)を各戸から薬缶を持参して賜る。家族これをいただくと流行病にかからぬとの伝承があり、今も行われている。
     -奈良県史(神社)より-


神社外観

神社の回りは、堀がめぐっています。

境内奥に社殿があります。

境内のお堂

本殿横には境内社が鎮座

境内社

境内社
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