富都神社
ふつじんじゃ

旧社格 村社・式内社
所在地
奈良県磯城郡田原本町富本字門田194

御祭神 富都大神 (ふつのおおかみ)
由 緒
旧都村大字富本集落の東端に鎮座する『延喜式』神名帳登載の式内社に比定されているが(「大和志」)、富都をほつと読んで大字保津に充てる説もある。
祭神の富都大神は、『古事記』の伊邪那岐神が伽具土神を切り給わった時、御剣の本についた血が湯津石村にほど走り就いて成りませる神で、中つ国平定にあたって天照大神の命で天鳥船神と共に出雲の伊那佐の小浜に着き、十握剣を抜いて大国主命と談判された勇敢な神である。創建の年代は明らかでない。例祭は十月二十日。
     -奈良県史(神社)より-


式内社ではあるが、拝殿等が寂しい。本殿は、塀に囲まれていて十分に見ることができない。
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